XCMG:コネクトマイニングトークンが胡散臭すぎる話
価格変動も落ち着いてきた仮想通貨ですが、最近私のもとへ友人から連絡が入りました。
「仮想通貨で儲けようぜ!XCMGコネクトマイニングトークンって知ってる??
」
はて?今更、仮想通貨で儲けるなんて少し遅すぎやしないだろうか?
と思いながらも話を聞いてみると、どうやら仮想通貨で価格操作を行っているグループがありそれに参加しないかという話でした。
確かに仮想通貨や、株、為替などは価格操作は可能だと思うが、実際にそれをすることは犯罪なのではないだろうか。
詳しく調べてみると、株などでの価格操作は立派な犯罪であり、仮想通貨に限ってはいまだその法律が追いついておらずあいまいな部分があるらしい。
そして今回のXCMGコネクトマイニングトークンの話に戻ると、今回の話は要するに
- 大量の参加者を募りお金を集める
- ある会社が仮想通貨を新しく上場させる。価格は1satoshi(仮想通貨の最低単位)
- 上場後、日時や時間を指定して、参加者が集めたお金で仮想通貨を一気に購入する
- 仮想通貨の価値が上がり、1次的に上昇トレンドになり投資家が注目し始める
- 気になった投資家が購入し始める
- それにより仮想通貨の価値がさらに上がる
- 上がったところで、一気にみんなが売り抜ける
- 参加者は儲けが出る。また、そのほかの投資家は売り抜けにより価格が下がるので損をする
これが友人から聞いたXCMG:コネクトマイニングトークンの話の内容です。
明らかにやばそうな話ですね。。
コネクトマイニングトークンがどんなものなのか気になり、仮想通貨の価格操作について調べてみると、ほかでもこういったことが価格操縦が起こっているらしいです。
ウォールストリートジャーナルでも、こういった被害が近年増えてきていると掲載してます。
https://coinpost.jp/?p=59094&from=new_top
↑コインポストに掲載されている、ウォールストリートジャーナルが掲載した今回受けた話と同じ内容の仮想通貨の話
また、ここに載せることはできないけど、友人から詳しい内容についてのPDFが送られてきたので確認してみました。
内容はというと
- 会社概要
- 過去の実績例
- コインポストに掲載されている、今回の価格操縦について
- マーケットメイク戦略について
- 上場が決定されているので、スキャムではないということ
- 買い手が現れない心配はない言うこと
今後の戦略日程まで書かれていました。
その中から特に胡散臭いと感じた部分を紹介します。
まず、会社が日本国内ではない。しかし、代表は日本人。会社を調べてみても、どんな仕事をしているのかまったくわからない。HPは数ページ書いてあるだけで、固定ページはあるのに、まだ何も記載されていない。
仮装売買についての説明で
銘柄の取引が頻繁に行われているものと投資家に誤解させる手法。株式市場で同手法を行うと、違法行為。暗号通貨市場では現状は違法と決められていない。
と記載してあり、これは立派な合法だと説明をしている。
また、どのように価格操作をするのかという説明では、まず、参加者からお金を集め、その後、上場する仮想通貨をニュースなどで取り上げてもらい知名度を上げ、投資家にこの仮想通貨について興味を持ってもらう。
そして上場後、買い注文を大量に入れ価格を動かし、この仮想通貨はこれから上がると他の投資家に思わせ、投資家たちに為替価格が上昇する、ある程度上がった時に一気に上がった仮想通貨を売る。そして、お金が増えるといった戦略らしい。
PDFへの記載内容は・・・・「世界のニュース媒体ー約150か国へ展開可能!」
この下にニュース媒体の名前やロゴがたくさん書いてあります。
その中ニュース媒体の中には、ラインニュース、財形新聞、ニコニコニュース、徳島新聞などの名前が国内のものではいくつか挙がっていて、韓国や中国のニュースの名前などもいくつか上がっています。
しかし、気になったのはこのニュース媒体の知名度の低さだけではない。
よく見ると、「150か国へ展開可能」となっている。
展開可能、展開可能、・・・可能?
可能ってなんだ?展開を予定!ならまだわかるが、可能ってなんだ?
できるだけでやらないのも、展開可能の言葉には含まれているだろ!
可能って記載しておけば、ニュースでこの仮想通貨について放送されなくても、言い訳はできますね。
さて、胡散臭い内容はまだまだ続きます。
次は、インターネットSEO操作
XCMGコネクトマイニングトークンがこれから認知されていくにあたって、インターネットでXCMGコネクトマイニングトークンの評価や、内容を検索する人が増えてくる。
そういったときに、私のこの記事のようなネガティブな意見、否定的な意見を上に表示させないように、自分たちで記事を書いて検索の上位に出るようにし、ポジティブな記事を読んでもらおうという作戦だ。
なんだそれ・・・
自分たちは悪いことしているが、頑張って隠せるようにしますと言っているようなもんじゃないか。
また、この上位サイト(自分たちで書いた記事)は検索すると見ることができます。
PDFには記事のタイトル名や、ブログ名までしっかり記載されています。
その記事を見たい人は「XCMG コネクトマイニングトークン」で調べて、上位に出てくるポジティブな内容の記事を読んでみてください。
サイト自体も適当に作った感がすごく、サイト内容も記事数が少なくよくわからないサイトです。記事の内容自体も、コピペしたような内容しかなく、正直ブログを書いたり日常的に読んだりしている人からしたら、なんだこのサイトは?と疑問を持ちたくなるような記事内容ばかりです。
ほとんど仮想通貨を知らない私でもwikiを見たりしながら書けば、もっとまともな記事が書けそうです。
そして最後の極めつけが保証金制度
価格の上昇が見込まれない場合や、売り板が価格上昇までに時間がかかると判断したトークンホルダーは、購入したXCMGをコネクトマイニング運営に買い取ってもらうことができます。そして、XCMGの売り板が薄くなり、価格が上昇しやすくなります。
買取保証額は購入額(BTC)の80%
なるべく損はさせない様にしますね。ということなんだろうか?私は仮想通貨にそこまで詳しいわけではないのでわからないが、分からないなりに解釈してみると。
失敗したら20%はマイナスになる可能性があるけど、あとは返って来るから心配しないでね。ということなのかな?
買取保証金が設定してあるのは、ほとんどマイナスになることはないから強気で言っているだけなのか?
仮想通貨とか、株とかの詐欺って、保証制度を謳ってることが多いけど、これってまんまその典型なんじゃないかと感じますね。
あと、「そして~」について、価格が上昇しやすくなるって言ってるけどもう自分の手元にない仮想通貨なんだから、価格が上昇しても意味ないよね?むしろ上昇して得するの。おたくの会社だけじゃないの?
なんだかこのPDFの内容がしっちゃかめっちゃかで、いまいちつまり何が言いたいのかとらえきれませんでしたが、
胡散臭いことこの上ないという事だけは理解できました。
まとめ
とりあえず、PDFに記載してある内容と、XCMG:コネクトマイニングトークについて友人から聞いた内容の胡散臭かった部分を消化ししましたが、今後も、友人に詳し話を聞く予定なので、XCMG:コネクトマイニングトークンについての詳細が入り次第追って記事にします。
もし、コネクトマイニングの話や、価格操作の話に興味を持ったなら十分に注意して自分で判断して行うようにしてください。
私個人的な意見では、「胡散臭い」といった感想しか出てきませんでした。