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キングコング西野が嫌いだったが、いつの間にか好きになっていた


炎上騒動やら芸人引退宣言などいろんなところでいつも話題に上がっている西野亮廣さん。なかなかに日本中から嫌われているみたいです。僕もそんな西野亮廣嫌いの1人だったのですが、いつのまにか好きになっていた。。。

はねるのトびらが深夜にやっていたころには若手コンビ キングコングとして出演していて、相方の梶原さんが頑張って西野さんは冷静に見守る?といった芸風で人気があってこの時はまだファンだったんだけど、はねるのトびらがゴールデンにきたあたりからどんどんつまらなくなっていき、興味を失っていました。

その後は、炎上騒動などで世間を賑わせているなーくらいの、頭の隅に少し入ってくる情報でなんか皆に嫌われている。じゃあ俺も嫌いなのかなっていう感じで流されて嫌いに。いや。嫌いじゃないんだけど、別に興味もなくて、なんかテレビに出てるとムカつく。っていう感情。

 

芸人引退も何となく知っていて、絵本を書いているのも何となく知っている。しかし興味はない。テレビに出ていたらチャンネルを変えるの繰り返し。

 

そんなとき朝方、テレビで西野亮廣さんとMichael Kanekoさんが対談しているハミダシタ―がやっていたので、なんとなくぼーっと見ていました。

番組の内容は各業界のハミダシタ人が西野さんと対談するというもの。正直西野さんにあまりにも興味がなかったから、これまで西野さんが真面目に自分の思いを語っているのを見たことがなかったです。中身を知らない人を嫌いに思っていた自分。

 

もともとは西野さんのファンだったけれど、ゴールデンで出るようになり世間受けばかり気にするようなネタをしていて、興味がなくなったんだけど、この対談でそのことについてふれていました。

 

「テレビに出るには構成作家に気に入られて、やっとお客さんの目に芸が届く」このことが気に入らなかったが、構成作家の言うとおりに芸をしてテレビに出演するの仕方なく5年ほ繰り返していたそうです。するとみるみるファンが減っていったらしい。ぼくもそのファンの1人。。しかし、それが嫌で芸人を辞め、自分なりの形でファンに直接届くようにしたくて、今の西野さんになったようですね。

 

西野さんて賢い人なんだな。自分が嫌われる理由をしっかり理解していたし、自分の信念の為に今いる立場をすててやりたいことを目指している人でした。意外といいやつじゃん。

 

 

対談は、人に嫌われることについてや、どう思われるかなど対人関係についてもに話していて特に響いたのが

 

「喜ばせたい人に喜んでもらえればいいかな」

 

まったくもってその通りだ。しかし、メディアに出ている人がこの発言をできるのは、素直にすごいと思う。なんてったって好感度で飯を食っているような人たちだ。西野さんは、嫌いな人は別にそれでいいし、興味がない

ぼくも正直自分のことを嫌いな人はどうでもいいし、今の自分を好きになってくれる人を大切にしたいと思っている。

 

なんだか西野さんてかっこいいんじゃないか。そりゃ世間では嫌われているかもしれないが、頭いいし、絵本のやつだってすごいと思う。

 

2016年に発売された「えんとつ町のプペル」は発売してすぐにインターネット上で無料公開された。その公開されたもののあとがきでこういっている。

実は今回、この絵本を最後まで無料で公開したのは、とても勇気がいることでした。僕だけでなく、この作品に携わっているスタッフは、この絵本の売り上げで生活をしているからです。ただ一方で、「2000円の絵本は、子供が、子供の意思で手を出すことができない」という声も耳にしました。

たしかに、2000円は決して安くない値段です。僕は子供に届けたいと思うけれど、「お金」という理由だけで、受け取りたくても受け取れない子がいる事実。

だったらいっそのこと、「お金なんて取っ払ってしまおう」と思いました。『えんとつ町のプペル』を、お金を出して買いたい人は買って、無料で読みたい人は無料で読める絵本にしてしまおう、と。

せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。10万部《売れる》ことよりも、1000万人が《知っている》ことの方が、はるかに価値があると僕は考えます。

 

 やっぱりここでも自分のターゲットを大事にしていると思う。中身を知らずに人を嫌いになっていたのが少し恥ずかしくなりましたね。

絵本も読んだけれどとても面白かった。今度ぜひ買って本を読んでみたいと思います。意外と良い人だった西野さんでした。こんな人と友達になりたい笑