金に価値を見出し過ぎている

こんにちは。ういです。

僕は転職を何回か繰り返し今の生活環境を得ています。専門学校を卒業後、トルコの旅行会社→バーテンダー→カフェの店長→現在。計4回です。バーテンダーからカフェ店員までの間は半年ほどですが、この間に貯金をほとんど食いつぶしました。笑

　半ニート生活の中みるみる貯金がなくなっていき、財布を見ると残金が小銭のみ。貯金の残額はほぼゼロ。ちなみに家賃は滞納を重ね3か月分しっかり溜まっていて、携帯も止まっていたのでほんとに何もできない状態でした笑

　ついに詰んだ状況に陥り、消費者金融に駆け込もうと思いましたが定職についていなかったので借りられるはずもなく、こんなことでと思われるかもしれませんが、死のうかななんて考えたりもしました。けど実際は死ぬのは怖いので、そんな気少しもありませんでしたが。こういう場合のお約束として、ぼそっと「死のうかな」とつぶやいてみたかっただけです。

　なんでこんな話をするかというと、そんな生活をしていく中で考えていた「人生金がすべて」ということに最近疑問を抱くようになったからです。つい最近までは金を持っていればいいと考えていました。金があればおいしいものを食べれる。金があればいい服を着れる。金があれば何でもできる。結局人生金さえあればいいんだなと。金がない生活をしていると、色々なものがうらやましく思えてきます。

　けど金があってそのほしいものを全て買うことが出来たとして、それって幸せなことでしょうか？金の量で人生のすべてが決まるのでしょうか？

　最近、自由に使える金に余裕ができて、以前金がなかった時に欲しかったものを考えてみました。けど、まったく欲しくないんですよね。欲しかったブランドの服も、家具も。不思議ですよね。金がないときはあれが欲しい、これが欲しいばっかり考えていたのに、全然物欲がわかない。1か月に何に金を使ったか見てみると、ほとんど生活費以外何も使ってない。金がなかった時と全く逆の考えになっていました。

そこでふと思ったのが

　金はただの道具に過ぎない。

それ以上もそれ以下でもないと思います。本当にただの道具です。金に期待をしてはいけない。持っているからといって、えらいわけでもないし、そもそも金の量で人間は決まらない。あって困るものではないけど、最低限だけでも生活は出来る。

最低限の金しか持たず生活をしている人が幸せじゃないかと言われたら、それは違うと思う。金を多く持って何でも買えるから幸せかと言われたら、それも違うと思う。

人生において大事なことは人それぞれにあるけど、けっして金ではないと思う。人生の目標が金を多く稼ぐという人はいないと思います。それは、金だけあっても使わなければただの紙ですから。金は使うときに初めて価値を持つものだと思います。何かを得るただの道具です。この得たいものがあるから金を稼ぐのであって、最終目標が金にはなりません。 

金がないから死ぬ。そんなことばかり考えている人がいると思いますが、じゃあ金があれば何をしたいか聞いてみたい。人生金がすべてという人は、使い道をしって金が大事になる。ということを知ったほうがいいと思う。金がないから死ぬという人は、金に価値を見出し過ぎていると思う。

もっと金に対する意識を低くして、金に期待しすぎずに生活していくのがいいかな、なんて感じています。

結局人生に大事なものは金じゃないなら何なんだよと、言われると思いますがこう言いたい。

自分で考えろ